8月7日に公開された劇場版少女歌劇レヴュースタァライトロンドロンドロンド、行って来ました。
行って来ましたと今更のように書いてますけど当然初日から行ったし全部で11回観ました。
すごく充実した1ヵ月半になりましたね…
初日にでも感想を書こうかとも思ったんですけど、結局上手く言葉にならないなと思ったのでここまで引っ張りました。書くといってもあくまでチラシ裏の感想程度で、考察なんかが好きな人は他のブログやツイッターを漁るほうが生産的です。
公開日自体は延期になっていたので待ちわびましたが、8月7日は語呂も良くていい公開になったのではないかと思います。
ここまで引っ張ったからには、もちろんネタバレとか気にせず書きたいこと書くのでご注意ください。
さて今回は「再生産総集編」ということで、言ってしまえばテレビアニメ12話の総集編です。
来年新作映画が決まっているのでその前段階という位置づけですね。
スタァライトはアニメの出来が素晴らしく、12話通して丁寧に伏線が撒かれていたし、かといって削れなさそうなパートもそれなりに多く、そもそも12話のボリュームを120分1本にどう収めるのか?ということで気になっていました。新カットも少しあるということで話の繋ぎを少し変えるのかな?くらいで。
僕はレヴュースタァライトというコンテンツが大好きなので総集編だろうとなんだろうと当然行くんですけど。
…結果的には想像を遥かに超える完成度でした。
むしろ総集編という名の新作では?と思えるレベルに見えてるものが変わりました。
というか完全にアニメ観たことある人向けの作りでしたね?最高か。
アニメを観て消化した気になっていた内容が実は外枠ではもっと色々あったんだ…という感じです。
最初にいきなりバンクからスタートしタイトル。わかります。
1話部分の編集はまぁこんな感じ。華恋が飛び入りするシーンはバンクを前倒してやってしまっているのも上手いですね。
華恋とひかりの会話はほぼカットのしようがないので「華恋とひかりの物語」であることが鮮明に映りました。2話と3話を入れ替えて先に誇りのレヴュー(これが一番映画で見たいレヴューだと思います)で真矢に負けてから公園のシーンになるのは非常に綺麗な繋ぎ方で、純那のためにもいい編集だと思います。この後のレヴューで敗れる描写がないのも含め、なな目線だからでしょうか。
8話がここに挟まるのも天才だと思います。何度も書いているかも知れませんけど8話が個人的に一番好きな回です。幼少期のひかりちゃんも、ロンドンのひかりちゃんも、100点満点ですね()
純那、まひる、双葉香子のレヴューはまとめて。日常パートがごっそりカットされている分、ななとの絡みが多い純那や、後半華恋に寄り添う姿が描かれるまひるはともかく、ふたかおの出番はほぼここだけでした…
6話はレヴュー前のわずかなカットとレヴューシーンのみと簡潔にまとめられていましたが、アニメ視聴組としてはむしろこの尺のほうがグッと来るかもしれません。僕はそうでした。
レヴュー曲のアレンジがかなり強いのはいいんですが、フルで聴きたいんですよね…音源化は難しいかな…
ななのパートはさすがに丁寧。そこから孤独のレヴューにすぐ繋がるのもいいですね。
RE:CREATEの曲自体はアレンジらしいアレンジはないのですが、前半のななとひかりが交互に歌うパートがインストになっていて、第二幕の再生産メインでの描き方になっていたのが個人的にはちょっと残念でした。
他の曲でもそうですけど、全体に歌は控えめで台詞が重なっているところが多いです。尺を押し込むためだと思いますけど、もったいなく感じてしまいますね。
10話部分は何と言っても「Star Diamond」ですね。イントロから完璧すぎた。ただ「Star Divine -フィナーレ-」の2番はクロディーヌの詞だったので真矢クロ色はちょっと薄まりましたかね。ひかりがクロディーヌと戦うところの描写、めちゃくちゃ気合入ってる気がしませんか?めっっちゃ好きです。
ななの語りのシーンでひかりのさよならが「届いていたのかな」と言うのが印象的です。
11話はほぼそのままの印象。心得が刺さる。
12話もほぼそのまま。キリンがこっち向く語りが削除されていますがちょっとだけこちらを向いているのは拘りを感じます。
最後12話の続き、エンディング後のカットはかなり衝撃を受けましたね。
色々と考えることはありますが、結局は新作に繋がるパートなので来年の映画を観てみないことにはわかりませんね…
しかしテレビアニメ版からひかりの上掛けに赤い液体が落ちる描写はあったわけですが、ほんと細かいですね…
・テレビアニメ版と比べて
総集編映画のよさとして、回を跨いだ繰り返しの描写(華恋が舞台に飛び込むところや落ちていくところとかですね)は非常にはっきりしているのはありますね。
スタァライトは同じ描写を繰り返している部分が結構多いので、このメリットは大きいです。
家でアニメのブルーレイを観ているとどうしてもながらになってしまいがちですが、映画だと作品に集中できるのも大きなメリット。アニメで気づかなかった微妙な台詞回しとか、改めて見返してみたくなります。
キャラの個性はアニメでないとわからないので絶対観て欲しいところ。しっかりハッピーエンドで終えているストーリーも観ていただくほうがいいと思います。アニメ観た人のための総集編、アニメを観るための導入となる総集編。
・新規追加パートについて
非常に上手く追加カットを使っているなと思いました。
最初は切り貼りした物語をわかりやすくするための補助かなと思いましたがそうでもなさそうで。
あの語りが行われている時系列も非常に難しくて、誇りのレヴューの後には「蟹鍋の写真」があるので12話の後なんですよね。となると最初のキリンが言う「お久しぶりです」もよくわからなくなってきます…
マジで来年の映画待ち。
まぁそもそも蟹鍋の部分ってアニメ版でも結構時間軸が謎で、ひかりの失踪から真矢クロが主演になって結局かれひかが主演になる流れがまったくわからないんですよね…
いくつかなかなか納得のいく考察はありましたが、それは僕の考察ではないので色々探してみて欲しいです。
・再生賛美曲
Movieバージョンでも十分素晴らしいですがフルで聴いて欲しいです。
宇宙。
・その他
1ヶ月半もこの密度で映画に通い続けるのは初めてだったので密かに楽しかったのは予告。Fateが公開になり、はたらく細胞が公開になり、ヴァイオレットが公開になり…最初から最後まで残ってたのは鬼滅の刃とプリキュアくらいかなという感じですね。
グッズ類はパンフレットくらいに抑えるつもりが、初回あまりに良くて色々買ってしまいました…
ちなみにパンフレットの出来もかなりいいのでファンなら買うべきだと思います。

以上まとまらない感想まとめでした。あまりに気持ちがまとまらなくて数日に分けて書きました。書いてる今もまた映画館に行きたくなっています…思いついたことあったらこっそり修正していきますね。
よかったということが伝わればそれで十分です。
コンテンツ的に次は青嵐の舞台でしょうか?楽しみです。

2週目の色紙、もらった特典全部ひかりでした。
愛されすぎか…
行って来ましたと今更のように書いてますけど当然初日から行ったし全部で11回観ました。
すごく充実した1ヵ月半になりましたね…
初日にでも感想を書こうかとも思ったんですけど、結局上手く言葉にならないなと思ったのでここまで引っ張りました。書くといってもあくまでチラシ裏の感想程度で、考察なんかが好きな人は他のブログやツイッターを漁るほうが生産的です。
公開日自体は延期になっていたので待ちわびましたが、8月7日は語呂も良くていい公開になったのではないかと思います。
ここまで引っ張ったからには、もちろんネタバレとか気にせず書きたいこと書くのでご注意ください。
さて今回は「再生産総集編」ということで、言ってしまえばテレビアニメ12話の総集編です。
来年新作映画が決まっているのでその前段階という位置づけですね。
スタァライトはアニメの出来が素晴らしく、12話通して丁寧に伏線が撒かれていたし、かといって削れなさそうなパートもそれなりに多く、そもそも12話のボリュームを120分1本にどう収めるのか?ということで気になっていました。新カットも少しあるということで話の繋ぎを少し変えるのかな?くらいで。
僕はレヴュースタァライトというコンテンツが大好きなので総集編だろうとなんだろうと当然行くんですけど。
…結果的には想像を遥かに超える完成度でした。
むしろ総集編という名の新作では?と思えるレベルに見えてるものが変わりました。
というか完全にアニメ観たことある人向けの作りでしたね?最高か。
アニメを観て消化した気になっていた内容が実は外枠ではもっと色々あったんだ…という感じです。
最初にいきなりバンクからスタートしタイトル。わかります。
1話部分の編集はまぁこんな感じ。華恋が飛び入りするシーンはバンクを前倒してやってしまっているのも上手いですね。
華恋とひかりの会話はほぼカットのしようがないので「華恋とひかりの物語」であることが鮮明に映りました。2話と3話を入れ替えて先に誇りのレヴュー(これが一番映画で見たいレヴューだと思います)で真矢に負けてから公園のシーンになるのは非常に綺麗な繋ぎ方で、純那のためにもいい編集だと思います。この後のレヴューで敗れる描写がないのも含め、なな目線だからでしょうか。
8話がここに挟まるのも天才だと思います。何度も書いているかも知れませんけど8話が個人的に一番好きな回です。幼少期のひかりちゃんも、ロンドンのひかりちゃんも、100点満点ですね()
純那、まひる、双葉香子のレヴューはまとめて。日常パートがごっそりカットされている分、ななとの絡みが多い純那や、後半華恋に寄り添う姿が描かれるまひるはともかく、ふたかおの出番はほぼここだけでした…
6話はレヴュー前のわずかなカットとレヴューシーンのみと簡潔にまとめられていましたが、アニメ視聴組としてはむしろこの尺のほうがグッと来るかもしれません。僕はそうでした。
レヴュー曲のアレンジがかなり強いのはいいんですが、フルで聴きたいんですよね…音源化は難しいかな…
ななのパートはさすがに丁寧。そこから孤独のレヴューにすぐ繋がるのもいいですね。
RE:CREATEの曲自体はアレンジらしいアレンジはないのですが、前半のななとひかりが交互に歌うパートがインストになっていて、第二幕の再生産メインでの描き方になっていたのが個人的にはちょっと残念でした。
他の曲でもそうですけど、全体に歌は控えめで台詞が重なっているところが多いです。尺を押し込むためだと思いますけど、もったいなく感じてしまいますね。
10話部分は何と言っても「Star Diamond」ですね。イントロから完璧すぎた。ただ「Star Divine -フィナーレ-」の2番はクロディーヌの詞だったので真矢クロ色はちょっと薄まりましたかね。ひかりがクロディーヌと戦うところの描写、めちゃくちゃ気合入ってる気がしませんか?めっっちゃ好きです。
ななの語りのシーンでひかりのさよならが「届いていたのかな」と言うのが印象的です。
11話はほぼそのままの印象。心得が刺さる。
12話もほぼそのまま。キリンがこっち向く語りが削除されていますがちょっとだけこちらを向いているのは拘りを感じます。
最後12話の続き、エンディング後のカットはかなり衝撃を受けましたね。
色々と考えることはありますが、結局は新作に繋がるパートなので来年の映画を観てみないことにはわかりませんね…
しかしテレビアニメ版からひかりの上掛けに赤い液体が落ちる描写はあったわけですが、ほんと細かいですね…
・テレビアニメ版と比べて
総集編映画のよさとして、回を跨いだ繰り返しの描写(華恋が舞台に飛び込むところや落ちていくところとかですね)は非常にはっきりしているのはありますね。
スタァライトは同じ描写を繰り返している部分が結構多いので、このメリットは大きいです。
家でアニメのブルーレイを観ているとどうしてもながらになってしまいがちですが、映画だと作品に集中できるのも大きなメリット。アニメで気づかなかった微妙な台詞回しとか、改めて見返してみたくなります。
キャラの個性はアニメでないとわからないので絶対観て欲しいところ。しっかりハッピーエンドで終えているストーリーも観ていただくほうがいいと思います。アニメ観た人のための総集編、アニメを観るための導入となる総集編。
・新規追加パートについて
非常に上手く追加カットを使っているなと思いました。
最初は切り貼りした物語をわかりやすくするための補助かなと思いましたがそうでもなさそうで。
あの語りが行われている時系列も非常に難しくて、誇りのレヴューの後には「蟹鍋の写真」があるので12話の後なんですよね。となると最初のキリンが言う「お久しぶりです」もよくわからなくなってきます…
マジで来年の映画待ち。
まぁそもそも蟹鍋の部分ってアニメ版でも結構時間軸が謎で、ひかりの失踪から真矢クロが主演になって結局かれひかが主演になる流れがまったくわからないんですよね…
いくつかなかなか納得のいく考察はありましたが、それは僕の考察ではないので色々探してみて欲しいです。
・再生賛美曲
Movieバージョンでも十分素晴らしいですがフルで聴いて欲しいです。
宇宙。
・その他
1ヶ月半もこの密度で映画に通い続けるのは初めてだったので密かに楽しかったのは予告。Fateが公開になり、はたらく細胞が公開になり、ヴァイオレットが公開になり…最初から最後まで残ってたのは鬼滅の刃とプリキュアくらいかなという感じですね。
グッズ類はパンフレットくらいに抑えるつもりが、初回あまりに良くて色々買ってしまいました…
ちなみにパンフレットの出来もかなりいいのでファンなら買うべきだと思います。

以上まとまらない感想まとめでした。あまりに気持ちがまとまらなくて数日に分けて書きました。書いてる今もまた映画館に行きたくなっています…思いついたことあったらこっそり修正していきますね。
よかったということが伝わればそれで十分です。
コンテンツ的に次は青嵐の舞台でしょうか?楽しみです。

2週目の色紙、もらった特典全部ひかりでした。
愛されすぎか…