ソロツアー両国国技館2Daysお疲れ様でした!とても良いライブでした…
感想と言うほど大層なものでもありませんが、なんとなく書いておこうと思います。

初日は升席でしたが2席ずつしか入っていなくてなかなかゆとりがありましたね。高さは南條さんとほぼ同じなので一番見やすい高さだと思います。2日目はアリーナ、通路側の5列目と非常にいい場所でした。前の席だと音への没入感というか、そういうところはいいなぁという感じでした。両国は比較的狭く感じるというか、どこでも見やすい場所だと思いますけどね。

グッズは東京で3点追加されていたので買ってきました。パーカーは是非常用したいと思います。ツアータイトルどおりファンとの交流というか、そういったものが感じられるパネルの展示もありましたね。帰るときに展示が吊るされていたのはステージ外とは言えいい演出。


ユアワールド
飛ぶサカナ

オープニングは三角形のパネルにばらばらにツアータイトルの文字が降ってくる感じのもの…静かな始まり方なのですが、それがとても期待感を高めていて、なんだかふわっとした感動すら覚えます。
白い軽やかな衣装で、ユアワールド・飛ぶサカナとアップテンポな曲でスタート。MCで言ってましたが5周年ということも絡めて旧いアルバムからも曲が選ばれています。飛ぶサカナ、最高です。

誇ノ花
逢えなくても

Recording.

誇ノ花で会場は真っ赤に。FCの会報でもこの曲の人気が高いことは書かれていますが、ライブで聴くと改めてかっこいい曲です。そこから逢えなくてもは一気に落ち着いて…ここでライトを振らない人が非常に多いのですが、ライトを振ることすら鬱陶しい気がするほどにピアノ伴奏に乗せた南條さんの声はいいものです。これはこれ以降の曲にも言えることですけどね。この切り替えが南條さんのライブの醍醐味のひとつですね。
光はRingの中でもカギとなっている曲のひとつと言うこともあって。僕はこれを聴くと某番組のエンディングのイメージが強いです…そこからのRecordingは会場の一体感を最も感じられる曲のひとつ。南條さんの動きが可愛い。

7月25日(静岡)
君が笑む夕暮れ(静岡)
だいすき(両国1日目)
黄昏のスタアライト(両国1日目)
今日もいい天気だよ(両国2日目)
きみを探しに(両国2日目)
ゼロイチキセキ
スキップトラベル

静岡の日替わり、地元と言うことで大事な7月25日とファーストシングルの夕暮れ。7月25日は…聴けると思ってなかったので嬉しかったです。どちらも南條さんという感じの曲で、最初の公演・静岡に来て良かったと思えるセトリでした。
両国では盛り上がる2曲がシングルから日替わり枠。きみを探しには(最後以外で)カラオケみたいに被せるなよ!という忠告(笑)だいすきも今日もいい天気だよも、7月25日に勝るとも劣らない南條さんらしい曲ですよね…南條さんの詞は直接心に届くような気がします。
ゼロイチキセキはピンクを振る人が多いんですね。僕は白魔道士のイメージから白なんだと思ってました。まぁピンクというのもイメージに合わないわけではないのですが。実際南條さんのシングルってほぼ白い衣装ですしね。仕草が可愛い曲だと思います。
あとはスキップトラベルですね、八木さんが好きな曲としてもお馴染み。ダンサーも付いて凄く軽やかな感じです。スキップトラベルの詞は畑亜貴さんですが特に難解な部分もなくていい詞だなと。

一切は物語
嵐のなかで君だけは

スキップトラベルと一切は物語の間で衣装チェンジ。バンドの演奏も凄く格好良いです。最後の順番にソロパートがあって終わるところとかね。さすがに2日続けてだと知っている曲になりました。そこから一転静かな曲が始まるかのような雰囲気を醸し出しての…
低音の効いた一切は物語のイントロへ。最初静岡で見たときに鳥肌が立ちました。黒いドレスの南條さんは異次元の格好良さ。千秋楽ではやなぎなぎさんがシークレットゲストで対照的な白いドレスでデュエットしてくださいました。ソロはソロで良いんですけどね、デュエット見られて感動しました…
嵐のなかで君だけはも同様に重たい曲なのでそのままの勢いで。キーボードのソロパートもいいですね。このブロックの破壊力は今までの南條さんのソロの中でも最高峰ですね…アウトロで颯爽と帰って行く南條さん素敵です…(両国初日は打ち合わせと違ったため袖付近でうろうろしていたけど)
ここが一番連続して曲が入るところですね。

ほんとはね(静岡・両国2日目)
空の下の相関図(両国1日目)
idc
ゼリーな女
OTO
pledge

「あれ…空気が重い?誰かいた?」みたいな茶番を挟みつつ黄色を貴重とした衣装に早着替え。全く違う雰囲気で曲に入るんですが、この切り替え方も南條さんのライブならではですよね。
ほんとはね、南條さんが若かりし頃に歌のサンプルとして使っていたという曲です。他のカバーCDでもそういう曲は多いですが、ピアノ伴奏だけで本当に綺麗です。音域も高いしメロディも難しそうですが、それを切なく歌いきる南條さんの歌唱力。空の下の相関図は一番聴きたかったので両国でやってもらえて良かったです。
idcは言うまでもないんですが、「bad girl? idc!」の部分が両国初日では「はっけよいのこった」に変わっていて不意打ち食らいました。他の地方公演でもやってるみたいですね。特別感があって好きです。あとはアウトロの振りが楽しいですね。紫の雲からオレンジのゼリーに色を変えて、ゼリーの女。ここは作詞が同じだけあってそのままの空気ですね。
一転OTOになるとアップテンポでありながら少し抑えた印象ですね。青い照明だからというのもあるのか…?こういうのを何風と表現するのか僕にはわからないんですが、そういう感じです。しゃれおつな感じです。
pledgeは凄いですね!マイクスタンドを握って歌う南條さん、前に出てきて弾く星野さんキタムラさん、王道的格好良さです。pledgeが一番CDで聴いたときから印象が変わった曲かも知れません。こういう南條さんも好き。

螺旋の春
光のはじまり

最後のブロックということで。螺旋の春がどんな曲なのか、はもう周知のとおりですね。サントロワの中だと一番好きなバラードかな。目を瞑って聴きたいくらいです(勿体無いのでステージを見つめてますけど)。
光のはじまりはアニメタイアップですし納得の最後ですね。まぶしいです。南條さんはタイアップだとエンディングばかりなので何でも最後に持ってきて似合いますけど、特に爽やかでいい曲ですね、作詞も南條さんですし。光の戦士とかそういうことではなく、光が似合います。

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アンコール、カメラを持ち込んで写真を撮りながら。Nツアーでもやっていましたが、写真が趣味ということもあるんでしょうけど会場ごとの特別感というか、ファンとの繋がりというか、そういうものを重視する南條さんならではの演出なんでしょうね。アルバムでは光のはじまりとRingの間でやや存在感の弱い印象の曲(そんなことないと思います)ですが、そういう曲をきっちり聴きなおせるライブはいいですね。

だから、ありがとう
・R・i・n・g・

絶対感謝の気持ちが湧いてくる…そう思ってだから、ありがとうを入れたそうです。ここに来てダメ押しのピアノ伴奏曲。最高だ…ありがとうという気持ちは僕たちファンの側も強くそう思っています。ありがとうございます。
最後に・R・i・n・g・、2番から後ろのディスプレイにこれまでのライブや今回のツアーのファンの写真を連続で映す演出、反則じゃないですか?光をオマージュしている部分ではきっちり光と同じ演出を使ってくるし、あまりの完成度の高さに5周年ライブが不安になってきました…どんな凄い演出なんだろう…ツアータイトルにもなっている曲ですが、本当にいい曲です。


MCはいつも通り緩やかな感じでした。曲数も増えてMCの時間は減っていますが、温かくて素敵なMCです。静岡はさわやかの話が多かったですね。両国はなんかよく覚えてないけど盛り上がりました(笑)
両国初日の前の晩にはツイッターでひと騒動(?)あったのも良かったですね。八木さんは横浜DeNAベイスターズが大変な中ありがとうございました…
ダンサーさんもご当地振り付けが結構あるんですね。fripSideの地方公演とかもそういう要素ありましたが、今回は地方遠征をしなかったので色々見られなかったのは残念です。

南條さんはしきりに寂しいということを仰っていました。僕は静岡と両国ということで最初と最後だけなんですが、両国初日にはわからなかったその気持ちも最終日は始まったときに妙な寂寥感に襲われました。最高に楽しい空間ではありますが、ツアー中は参加できなくてもツイッターなんかで流れてくる報告とかで一体感はあるもので、それが終わってしまうというのは勿体無い気がしてしまいますね。役や肩書きのない場での表現は怖いということも何度か仰っていることですが、そんな南條さんが大好きです。

サントロワを引っさげてのライブ、かなり良かったなぁという感想です。どのライブも良いのですが、特に今回はですね。5周年が迫っていて曲の幅も広いというのはあったかもしれません。
アップテンポな曲がライブの醍醐味と思われがちですが、特にバラードの配分が多い南條さんの場合は同様にバラードもライブならではの良さを感じられました。半分くらいの曲はプレートライトを振ることなく、純粋に曲を聴いていましたし、そういう方が周りにも多かったように思います。Nで若干感じた周りとの空気のズレみたいなものがなくて、南條さんは基本的な部分でぶれていないとは思いますがファンの側がそれに対して受け止められるようになったのかなという感じです。ちょっと言ってることがわからないですね。つまり、良かったです。

十分5周年感のあるセトリや演出ではありましたが、果たして5周年ライブはどうなるんでしょうか…ライブだと感情の振れ幅が大きくなっているので度々泣きそうになるので不安です(笑)南條さんのファンだと公言するようになったのはあなたの愛した世界からなのでちょうど3年前ですかね…まだまだ新参の域を出ませんが、南條さんが好きであることについては新規も古参もないと思うので、全力で行きたいと思います。

改めてツアーお疲れ様でした。ありがとうございました。